Vdrug
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開業前後で
大きな心境の変化は
“ここが地元になった”ということ

CASE STUDY 009

内科・小児科・ペインクリニック外科 | 愛知・東海市

うえの台いたみと内科のクリニック 長﨑宏則先生

実現可能性を熟考した後、
郊外の生活の中心地で開業。

僕の場合、開業ありきではなく、リサーチ的にスタート。勤務医時代は仲間にも恵まれ、生活も満足していましたし、開業医は厳しい時代なので、実現可能性を探ってからでないと踏ん切りがつきませんでした。開業コンサルタントさんの候補地リストに挙がったのが、出身大学や勤務先の病院から適度に近い郊外です。地域医療でいろいろな方を救えることは望むところで、実際に自分で街を見て住環境や歴史、防災やBCP(事業継続計画)の視点でも検討。現在のクリニック隣接地「V・drug 上野台店」と「バロー」は安心感があり、「薬局とスーパーが揃うなら、街から孤立しないだろう」と最終的なゴーサインになりました。診療圏調査も実は半信半疑で。労働者が暮らす街なので、仕事優先でそこまでの患者数は期待できないだろうと自分の頭の中で削ぎ落としてもまあまあ実現可能な数字。開業してみたら見込みを上回り、この属性の方々が患者さんの多くを占める嬉しい誤算でした。
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地域の人を全員受け入れる
ゼネラリストの心意気。

大同病院で麻酔科部長として外科手術を支えてきた一方、専門外の経験も糧にして、週に1度は地域の内科へ。昔ながらの診療所で、患者さんと家族ぐるみのお付き合いがすごくいいなと感じていました。ペインクリニックは患者数がそれほど多くないので、開業するなら内科もないと成り立たないだろうと思い、目指したのは誰でも受診できる地域の受け皿として、いわゆるファミリークリニック。患者さんが遠方からも来るペインクリニックは、プラスαの魅力、アピールポイントです。麻酔科では生後1日以内から101歳まで診療していましたし、難しい症例を大病院へ橋渡しするのはどの科目にも言えること。開業して1年経ち、家族4代の方も来てくださっています。自分の親や子どもは自分以上に何かあっては困るし、大切な存在。その人たちを任せられる相手にもし自分がなれているのなら、開業前の理想像はすでに目標達成したと言えます。

スタッフも一緒に成功体験し、
モチベーションと自信を高める。

勉強させていただいたクリニックの先生に言われた大事なことは「病院の診療のボリュームを決めるのは箱だ。診察室やベッドの数、箱だけは後からはどうにもならなくて建て直す以外はない。そして、どのベッドでも同じことができる設定が良い」。昇降式ベッド8台を備える処置室は、風上に一般外来、風下にカーテン隔離した発熱外来の動線分離が可能。一人ひとりの顔をきちんと見て効率的に診療し、状況に応じて柔軟に形態変更もできます。CTは導入せずにコストを抑え、デジタルレントゲンなど今日必要とする設備は豊富に揃えました。スタッフ比率は受付事務より看護師が多いのも特徴です。看護師も受付業務ができるので、忙しい時はお互い助け合い。人件費はかかりますが、パワーバランスがゆるやかな働きやすい職場で、当事者意識を持ってみんなで頑張ろうという気持ちが伝わるんじゃないかなと。一日の集患数、院内やWEBの口コミのお褒めの言葉を共有し、成功体験を積み重ねています。
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自分なりのゴーサインを出して
後悔しない道をひたすら前へ。

開業準備期間は「V・drug」の担当者さんのフットワークの軽さ、いつでも丁寧な対応、自分が物事を決断するためのヒントを会話の中に入れてくれるきめ細やかさにも助けられました。調剤薬局の薬剤師も仕事のパートナーとして信用できる人で、「V・drug」と一緒に組んで良かったです。開業で重要なのは、自分なりのゴーサイン。スタートしたらもう戻れません。僕は「これでダメならしょうがない」と覚悟を決めるまで考え抜きました。開業に対しての「あの時こうしておけば」「CTやMRIがあれば」という後悔は全くありません。前しか見ないで済むから、「次の冬までにこうしよう」とかそんなことばかりを考えています。
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PROFILE

長﨑宏則

三重県出身。藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学)医学部卒業、同大学麻酔・周術期管理医学講座医員。大同病院麻酔科部長を経て、開業。その他、内科・小児科・皮膚科・ペインクリニックなどで非常勤医師として勤務。

INFO

うえの台 いたみと内科のクリニック

所在地:愛知県東海市富木島町東山田7-152
アクセス:JR東海道本線「共和駅」車9分
科目:内科・小児科・ペインクリニック外科
TEL:052-603-9110
WEB:https://uenodai-cl.com/
開業日:2023年10月1日